デザイン事務所アトリエセツナの日々を綴るブログです。

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作家たるもの/大原功樹さん
実に久しぶりの更新になりました。
TwitterやらFacebookやら、多様なメディアのせいにしちゃいます。

今日は、大原功樹さんという陶芸家の個展に行ってきました。



功樹さんは数日前にワンカップで知り合った方で、マスターの幼馴染とのこと。
工房は埼玉の秩父市にあり、大沼デパートでの個展のために山形にきているのです。

ワンカップで意気投合し、話題はカクテルの話に。
カミカゼを飲みたいという功樹さんのオーダーを受け、マスターがワンカップを始めて以来ずっと封印していたシェイカーを、おもむろに取り出しました。

iPhoneでレシピを調べ、店にある材料で果敢にカミカゼに挑戦するマスター。
マスターはシェイカーを振るときに目を瞑ります。



出来上がったのはカミカゼとは別物であるものの、美味しいカクテル。



幼馴染との再開がもたらした奇跡。
名付けられた名前は「ワンナップ」(ファミコンの話をしていたのもある)
飲みやすく爽やかなガールズキラーな逸品です。
マスターは新しくシェイカーメニューを考案しているかもしれないので、これからに期待。

話題が酒の方に逸れちゃいましたね。
話を本筋に戻して、功樹さんの作品の感想を、僭越ながら綴ります。

作品に共通して漂うものを敢えて言葉で表現するなら、大人の上質。
ディテールが研ぎ澄まされていて、付けられた絵は儚さに満ちています。
ここまで来ると仕事の丁寧さは言うまでもありません。絵と質感とディテールの調和が見事でした。
僕はいいものを見ると、手に汗をかき、呼吸が上手くできなくなります。
今回もやはりその状態になりました。
特に美しいと思ったのが、器の口の処理。
内側と外側の境界です。
緊張感がみなぎっていました。

僕も仕事では、自分と向き合う身。
功樹さんの仕事のスタイルが気になり、自分の弱さに負けることはないのか聞くと「若いときは負けたけどね〜作品に現れてしまって悔しい思いをしたから、もう負けないよ」と。
更に「負け癖がついちゃった人は続けられてない人が多いよね」とおっしゃっておられました。
僕はいいデザインが浮かばないと、ふて寝したりするけど、いかんなぁ。

いい作品を見せてもらったし、長い間アーティストとして活躍している方のお話を聴けたしと、ご縁に感謝のいい日曜日になりました。

大原功樹さんの個展は今週火曜日まで大沼デパートの七階で催されています。
是非その仕事を覗いてみてください。
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