デザイン事務所アトリエセツナの日々を綴るブログです。

山形市桜田東4-8-4
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調和 is power.








Shelter田中研一さん設計の住宅に、定番ラインのダイニングセットを納品させていただきました。
白とグレーで構成された端正で調和のとれた空間でした。
家具の木部はフローリングに合わせて、ホワイトオークにグレー調色のウレタン塗装を施しました。
調和 is power.

Ur dining Table
fai chair/Crystal coating edition

建築設計/株式会社シェルター

Special thanks to /
カンノウェルディング
株式会社山形工業塗装
昭和木材株式会社
有限会社佐藤工芸
有限会社紅家製作所
松田塗装

名月荘















山形が誇る名旅館、名月荘の梔のお部屋のリニューアルのお手伝いをさせていただきました。

壁と襖で仕切られていたリビングと寝室(和室)に繋がりを持たせたい、且つ朝食の準備の際には寝室のプライバシーを確保したいというご要望を、透明な壁と半透明な建具で解決しました。

建具を開けておくと二つの空間が繋がり、建具を閉めて天井に埋め込んだロールスクリーンを下げると、音と視線を遮ることができます。
間仕切りと建具には連続的に竹を配し、空間を閉じてもなお軽やかさが残ります。

寝室の天井は一部リビングまで突き抜け、黄土の掻き落としを纏って繋がっていきます。
日本の職人の惚れ惚れする技が光る空間となりました。

ガラス面のお掃除が楽なように竹材を脱着式にしたり、建具の引き手にカシューを焼き付けたりと、細かなディテールや使い勝手にも気を配りました。

クライアントとのセッションのなかから生まれた全て本物の、素材感溢れるもてなしの空間。
是非一度体感してください。

設計/株式会社アトリエセツナ
施工・管理/有限会社タムラ建設

Special thanks to,
原田左官
家具工房スズキ
有限会社紅家製作所

二代目一心太助










米沢市「二代目一心太助」

設計/株式会社 アトリエセツナ
施工・企画/アジリノ(株式会社 網代建設)


Special thanks to:
株式会社 本間鐡鋼
株式会社 笹川商会
有限会社 佐藤工芸
株式会社 山形工業塗装
有限会社 鈴木製作所
渡部建具店
カンノウェルディング
色屋colorworks
ホシザキ東北 株式会社

Photo by 根岸 功

primitive innocence.
アトリエセツナがデザインした、山本製作所ペレットストーブOU/オウのプロモーションビデオ"primitive innocence"が公開されました。 ディレクターには僕のソウルメイトFARVEの永易直樹氏を迎えて制作。彼のセンスを遺憾無く発揮してくれました。 炎を操るという人類のプリミティブな技術を表現するために、BGMはドラムソロのみの構成。 ドラマーは、あの石若駿さんです。日本jazz界屈指のドラマーの才能溢れるドラミングは鮮烈です。 どうぞ、デバイスのボリュームを上げてお楽しみ下さい。




OU/オウ ペレットストーブ 山本製作所100周年記念モデル












アトリエセツナ渾身のデザイン、山本製作所Pellet stove "OU/オウ"がリリースされました。 フロントパーツは、900年以上その技術に磨きをかけ続けてきた菊地保寿堂が製作。OUに生命感を宿していただきました。 サイドの木部は高度な成型合板技術を持つ、天童木工製。 山形が誇る最高峰のものづくり企業がタッグを組んだこのプロジェクト。 ついに発表することができました。 二年半に及ぶ開発期間を共に過ごしたプロジェクトメンバーの皆さん、本当にありがとうございました。 この経験を経て僕は、自らを初めてデザイナーと呼べるようになったと感じています。

新製品発表会は二子玉川蔦屋家電にて開催中です。

一般展示 2018 年 10月27日(土)~28日(日)9:30~21:00 会場 二子玉川 蔦屋家電 2階 E-room2

https://store.tsite.jp

fai chair






アトリエセツナの定番となったダイニングチェア”fai chair”のお問い合わせが多いため、現行モデルの仕様及び価格についてお知らせいたします。

現行モデルは背と座面がウレタン塗装となり、価格は38000円(税抜)となっております。

ご希望により、フレームの焼付塗装色の指定や木部樹種の変更の対応可能です。




吉田羊さんや、星野源さんも撮影で座ったこの椅子。
とても思い入れのある作品です。


※写真は東池袋KAKULULU特別仕様のfaiのカウンターチェアモデルです。

お問い合わせは
info@setsuna-design.net
までお願いいたします。
Ur dining table




ふくよかなエッジを持つ天板と、それを支える大きな曲線。
曲線を多く用いながら、凛とした佇まい。
自分の中で、デザインの新たな扉を開く事のできた感触の残る作品です。

天板:ホワイトオーク+ウレタン塗装
脚部:スチールパイプ・フラットバー+焼付塗装

A new product :
Ur dining table Designed by Atelier SETSUNA co.LTD/株式会社アトリエセツナ
建築設計施工 : 株式会社Shelter

Special thanks to:
昭和木材株式会社
有限会社佐藤工芸
株式会社谷川工業
株式会社山形工業塗装

Appreciate to 相澤源
Photo by Yoshita WATANABE
ミーティングテーブル




窓からの緑が美しいオフィスに、ミーティングテーブルをお届けしてきました。 ずっとやってみたかった、ぽってりとした厚みのあるふくよかな甲板。

70mmのエッジは触っていて気持ちいいです。
狙いどおりの浮遊感がでました。
よき商談の場になりますようにと祈願。
100脚の祈りの椅子 / Pray chair
こんにちは。

今日は、アトリエセツナ史上、もっとも大規模な家具の仕事をご覧いただこうと思います。


仙台市泉区にある泉聖書バプテスト教会様の会堂椅子です。

全部で100脚作らせていただきました。




この教会は、震災によって建物が大変な被害を受け、約二年の歳月をかけて再建されました。


ご縁があって会堂の椅子のご相談をいただいたのが、昨年の春先でした。そこからたくさんの打ち合わせを経てようやく完成したのが、この「祈りの椅子/Pray chair」です。



教会の椅子といえば誰もがイメージするのは、ベンチのようなかたちで数人が横並びに掛けるものだと思います。


しかし、今回ご要望にあがったのは、簡単に移動でき、スタッキング可能な椅子というものでした。教会の行事で会堂を広場として使う際に、簡単にスペースを作れるようにです。


スタッキングを可能にすることは原理上簡単ですが、そこに機能的な美しさと軽さと強度を兼ね備えることは、なかなかの難題でした。


思案を重ねるうちに思いついたのが、スタックするかたちを造形として取り入れるという手法でした。



座面の後ろ側にくぼみがあるのが分かるかと思いますが、ここにスタックする次の椅子の後脚が入っていきます。


機能として必要なかたちをチャームポイントとして成立させることができたと思っています。

部材はギリギリまで細く、接合部分の強度も考えながら構造を考えました。

また、たくさんの椅子が並ぶので、集合としての美しさも大切です。

空間が重くならないよう、背板の巾はミリ単位で検証しました。


この椅子はオイルフィニッシュで、塗装は教会の皆さんと一緒にワークショップ形式で行いました。

今後のお手入れをできるようにと、たくさんの方々が集まってくださいました。

参加してくださった皆さんは口々に「このワークショップで、教会そのものが自分たちのものとなった実感を持てた」とおっしゃっておられました。

100脚の椅子が並んだ景色を見るのは、本当にデザイナー冥利に尽きる経験でした。そしてなにより、教会の皆様と作り上げた空間を共有できたことは自分の今後の糧となりました。

椅子を収めた後も何度か教会に足を運びましたが、皆さんが椅子を愛し、教会を愛しておられるように感じられました。



「椅子がこの教会の自慢よ!」

と声をかけていただいた時には感無量でした。


塗装メンテナンスには毎年僕も参加し、一緒になってこの祈りの椅子を大切にしていこうと思います。

建築設計施工 : 株式会社 Shelter







新作/ fai work desk.
おばんでございます。

今日は新作のワークデスクをご覧いただこうと思います。


fai work desk




天板:ウォールナット無垢材+オイルフィニッシュ
脚部:Φ17.3スチールパイプ+粉体焼付塗装

◯製作
メタルワーク Oilstone Garage
NC加工 有限会社 佐藤工芸
塗装 株式会社 山形工業塗装


ウォールナット無垢材の天板。
独特の存在感は、他の樹種では得ることができません。






天板の面取りはNCでおこないました。
なだらかな天板面とふっくらとした裏面。エッジの処理で印象は大きく違うものです。
空間に溶け込むような天板を目指し、刃物との兼ね合いも考えながら選んだディテールです。



脚部の金属加工はお馴染みのOilstone Garageです。
今回も超絶技巧が冴えています。
この曲げ、手曲げなんです。ゾッとしますね。
最低限の設備で極限のパフォーマンス。

塗装は山形が誇る工業塗装工場、山形工業塗装さんです。
前回紹介したシリーズ第一弾のfai chairと同様、スウェードのようなしっとりサラサラな手触りです。
塗装工場の会長さんが「こんなのあるよ」と出してくれたサンプルが、まさに欲しかったテクスチャでした。
しばらくオリジナルの家具はこの塗装でいこうと思っています。


天板と脚部はノックダウン式となっています。
なるべく小さな梱包にすることで、遠方のお客様へも低コストでお届けすることを想定しています。
ジョイントコネクタなので、六角一本で簡単に組み立てることができます。

プレート部分は座彫りを施し、天板裏側とフラットに納まります。
「臓物まで美しく」です。
決して安い家具ではないので、所有する喜びを感じていただくために、このような細かな部分にも細心の注意を払います。

山形のものづくりの力を結集しての家具作りは、毎日がとてもエキサイティングです。
土地に培われた技術を結びつけ、ひとつのかたちにする。
たくさんの素材を用いる家具という分野には、それがピッタリとハマります。


日本一の家具屋を目指して、日々精進です。



photo by : アトリエセツナ