デザイン事務所アトリエセツナの日々を綴るブログです。

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A new project has started.


アトリエセツナで設計を担当する、住宅のリノベーションプロジェクトが始動しました。
内装フルスケルトンからの大規模なプロジェクトです。
道のりがとても楽しみです。
音楽の話をしよう




星野源さんの対談をまとめた「音楽の話をしよう」の表紙が、なんと!アトリエセツナの最高傑作のひとつ、東池袋のKAKULULUで撮影されたものになりました。
カウンターで行われた生田斗真さんとの対談の様子もノーカットで収録されるようです。
発売は6月27日。是非、お手にとってご覧ください。
Ur dining table




ふくよかなエッジを持つ天板と、それを支える大きな曲線。
曲線を多く用いながら、凛とした佇まい。
自分の中で、デザインの新たな扉を開く事のできた感触の残る作品です。

天板:ホワイトオーク+ウレタン塗装
脚部:スチールパイプ・フラットバー+焼付塗装

A new product :
Ur dining table Designed by Atelier SETSUNA co.LTD/株式会社アトリエセツナ
建築設計施工 : 株式会社Shelter

Special thanks to:
昭和木材株式会社
有限会社佐藤工芸
株式会社谷川工業
株式会社山形工業塗装

Appreciate to 相澤源
Photo by Yoshita WATANABE
ミーティングテーブル




窓からの緑が美しいオフィスに、ミーティングテーブルをお届けしてきました。 ずっとやってみたかった、ぽってりとした厚みのあるふくよかな甲板。

70mmのエッジは触っていて気持ちいいです。
狙いどおりの浮遊感がでました。
よき商談の場になりますようにと祈願。
長いカウンター


仙台市某所のオフィスに8.5mの長いカウンターを取り付けできました。

建物の壁や床は、目に見えているほど平行・垂直ではなく、根気よく完璧を求めて地軸に平行垂直に取り付けます。

この達成感がたまりません。

アジリノ




アトリエセツナでインテリアデザインのお手伝いをさせていただいている、米沢のリノベーションプロジェクト「アジリノ」が始動しました。 モデルハウスでは、モールテックス製のキッチンやダイニングセットなど、素材感豊かなプロダクトがご覧いただけます。 始動早々、複数のプロジェクトが動き始めました。 楽しくなりそうです。

アジリノ


http://www.ajireno.com/
プレス掲載/エル・デコ


3月7日発売のELLE DECOR/エル・デコに、アトリエセツナの家具を掲載いただきました。

世界の名だたるデザイナーの作品に混じっての記事、なんだか恐縮です。

書店やコンビニで見かけたら、お手にとって是非82ページをご覧ください。
LiVES/リノベーションのすべて
ご無沙汰しております。
ここ最近のアトリエセツナといえば、ありがたいことに全国多方面のお客様からのご依頼により、忙しい日々を送っています。
小さなデザイン事務所を信頼し、ご依頼くださること、とても有難く思っております。

さて、本日のお題です。
住宅とインテリアの雑誌LiVESにて、当アトリエが設計した東池袋のカフェKAKULULUが特集されています。



情熱をもって取り組んだ仕事を、全国出版の雑誌に取り上げていただき、光栄です。

http://www.livesjapan.com/latestissue/

お近くの書店で見かけたら、是非お手にとってご覧ください。
on off.
こんにちは。
今日は、アトリエセツナの昼と夜について書いてみたいと思います。

まずは仕事について。
最近、カップボードのご依頼が多く、多様なご要望に応じて設計しています。



このカップボードは、クルミの仕様です。
壁面に貼られたタイルとの相性がとてもいいですね。



引手にはウォールナットを使いました。
甘くなりがちな、木製の箱物家具の雰囲気がピリッと引き締まります。

カップボードは、キッチン収納の要。
扉や引出しの大きさや配置バランスは奥深く、お客様の要望によって無限の組み合わせがありそうです。


夜は、後輩で弟のような存在のトオルのお店four O'clickで開催されたライブにいってきました。

Junnosさんというアーティストで、家族を連れてキャンピングカーで旅をしながら各地でライブを行っている方です。



歌詞に綴られた日常の様々な断片が、巧みに構成されたメロディに乗って、とても活き活きと届いてきました。
娘さんとのコラボレーションもあり、会場は沸いていました。父と娘の美しい関係。見つめ合いながら一音ずつ紡ぎ出す姿にウルッときました。

仕事もうまくいったし、いい音楽のお陰で、いい一日になりました。

皆さんも、よい週末を。

東池袋 三角ビル リノベーションプロジェクト/KAKULULU 其一
こんにちは。
ゴールデンウィーク最終日、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、先日も書いた、池袋のカフェKAKULULUについて、内装をメインに、写真たっぷりでご覧いただこうと思います。
三角ビルは、その名の通りY字路の角に建っており、決して広いとはいえない建築面積です。
しかし、地上四階・地下一階そして屋上という階層を持つため、各階の印象をコントロールしながら空間体験を演出することができると考えました。
この記事では、主に二階の雰囲気を見ていただきます。

 
狭小建築らしからぬ配席計画。座席間をゆったりと。
12席中、6席がソファです。
家具もすべて、アトリエセツナのオリジナルプロダクトで構成しました。
 

 
家具の素材は床と同材のホワイトオークで統一。
黒皮のスチールと合わせて、生っぽい素材感を狙いました。
[Taro sofa]の2シーターと1シーターでまとめました。
金属加工は毎度お馴染みのOILSTONE Garageの菅野透くんです。
今回も完璧な仕事でした。
ありがとう。
 

 
2シーターのソファには[NULTO low table]をあわせました。
 
ダイニングチェアはお馴染みの[fai chair]です。
このプロジェクトのために細かなディテールを再設計し、最終形態になりました。
 
本棚の下段とテーブルの天板の高さを揃えて設計。
家具同士のクリーンな繋がりを意識しました。
 
ペンダント照明はオーナーのセレクトで神戸のFlameさんのプロダクトを。
真鍮っていいですよね。
 

 

 

 
生のスチールとオークを合わせた本棚には、オーナーのブックコレクションがぎっしりと。
自由に手にとって読めるとのことなので、これかの季節、コーヒーを飲みながらいい時間が過ごせそうですね。
 
店内のグリーンは千駄木の平澤剛生花店さんが担当してくれました。
植物に対する真摯な態度。とても気持ちのよいお仕事をされる方です。
 
一番奥には壁を開口して作ったスリット状のFIX窓があります。
三角ビルのシンボルツリーが顔を覗かせます。
気持ちのよい籠もり感。苦労して分厚いコンクリートの壁をくり抜いただけの価値が十分にありました。
 
[TARO sofa x NULTO low table]
小窓から差し込む光が柔らかで気持ちのよい席です。
 
二階のRC壁はすべて、オーナーと友人のボランティアの皆さんによって、自然塗料で塗装されました。しかし、全面白では空間が甘くなり過ぎるということから、新規で作ったトイレの外側の壁には、山形の柏倉材木店さんでの倉庫で眠っていた古い材木を陸送して貼ることにしました。
このビルの地下に宿る歴史が二階まで突き抜けて可視化されたようなイメージで設計しました。
風化しかかった煤けた古材は、オイルフィニッシュによって固有の色を取り戻し、きちんと製材して貼り込むことで、クリーンな味わいを得ました。
このプロジェクトの施工を取り仕切ってくれたcoconaの佐藤誠さんは、樹種固有の色味を厳選しながら、二日がかりでこの壁を貼ってくれたそうです。
誠さんの細やかな目線によって、建物全体が家具レベルのクオリティで施工されました。
月に数日しか現場に行けない僕に代わって現場のすべてを掌握し、高水準な施工を行ってくれた誠さん無くして、このプロジェクトは語れません。
 

 
階段室に設えたサインはFARVEの永易直樹さんによるもの。
永易さんはKAKULULUのロゴマークや、ショップカード、メニューなどの紙媒体、ホームページなどをトータルでデザイン担当してくれました。
思慮深く、サプライズを含んだプレゼンテーション、通称「直樹マジック」は毎回現場を沸かせてくれました。永易さんとの出会いはこのプロジェクト中の大きな収穫で、これからも一緒に仕事をしていきたいと思えるデザイナーとの出会いでした。
引きあわせてくれた、オーナーの悠君に感謝です。
 
「パリを思わせる」という感想が出るほどの、狭くて少し急な階段室。
この階段によって各階は繋がれ、印象の異なる空間体験の入り口となります。
茶室でいうところの「にじり口」のような、狭い入り口を通って違う世界に入っていくような感覚です。
 
トイレの壁は漆喰系の金ゴテ仕上げを施しました。
この建物の新規の壁はすべて左官仕上げです。微妙なコテ跡の残し加減は僕がお願いしたとおり。
左官職人の竹中さん、いい仕事ありがとうございました。
 
防水の劣化が著しかった屋上は、防水し直してデッキ貼りに。
防水塗装もボランティアの皆さんで行われました。
溶融亜鉛メッキを施したフェンスもOILSTONE Garageによるものです。
この屋上では、ヨガ教室や貸し切りバーベキュープランなどを行う予定とのこと。
ビル一棟のまるごとリノベーションだからできる、ワクワクする要素です。
 
5月1日のグランドオープンから数日。
建物が「現場」から「店」に変わりました。
人が働き、言葉を交わし、時間を共有する空間です。
 
これからこの空間で、たくさんのお客様が過ごすであろう様々な時間に思いを馳せることが最近の楽しみです。
次回は、今回の記事では紹介していない、一階や外観、地下のギャラリースペースについて書きたいと思います。まだまだ紹介したい様々な表情が、このビルにはたくさんあります。
設計者としてではなくお客さんとしてこのお店を訪ね、素晴らしい料理やワイン、コーヒーについてもレポートできたらと思っています。
僕がデザイナーとして今できるすべてを注いで設計したこの空間。
近くまで行かれる機会があったら、是非お店を覗いてみてください。
若くて情熱的なオーナーが、僕がここに書ききれなかったことをたくさん話してくれると思います。
 
Music cafe & Gallery 
KAKULULU
 
東京都豊島区東池袋4-29-6
http://kakululu.com/

photo by : アトリエセツナ